INSIDE LOGOSWARE

ロゴスウェアスタッフがお送りするフランク&フレッシュなロゴスウェア情報

目標設定制度「MBO」シリーズ9  カオスを支配する2016年12月29日ロゴスウェア


ロゴスウェアの目標(=MBO)は、四半期に一度あらたにセットするのですが、
トップレベルのMBO(=全社目標)の発表のタイミングは、
ロゴスウェアの全スタッフが集まる全社会議(Camp)で行うことになっています。
代表の石神が、次なる経営戦略の説明を行い、それに基づいて直近のMBOを発表します。
毎回およそ2時間のプレゼンテーションです。

ロゴスウェアのスタッフのなかには、石神の発表を、毎回何気なく聴いているひともいるかもしれないのですが、実はこれはすごいことなんだと私は思います。
代表が、明確に方向性を示すこと。そして全社員に向かって丁寧に説明すること。
それも3ヶ月経つたびに。
創業以来15年間ずっと続けているのです。

『インテルの戦略転換』(アンドリュー・S・グローブ著、1997年)という本のなかに、「カオスの手綱を操る」という言葉があります。「色々な進路を見極めるためにもいったんはカオスに支配させることが必要だが、今度はあなた自身がカオスを支配しなければならない。」

代表石神の元には、経営判断を要するもの以外にも日々膨大な情報が届くはずです。
その情報が正確である場合もあるし、きっとそうでないものもある。正しいかどうかもよくわからないものすらある。タイミングも重要だし、そもそも今が最適なタイミングかどうかを判断もよくわからない。経営者には答えがない難問ばかりで、すべてが混沌としている、まさにカオスです。石神は、キャンプでMBOを発表するたびに、色々な可能性を考慮しながら最後は相当の覚悟と信念を持って、やること・やらないことを決断しているに違いないと思うのです。

先ほどの本にはこうも書いてありました。
「大きな組織のリーダーはその地位の性質上、全員と話すことはできないし、顔を突き合わせて自分のアイディアを議論することもできない。何かを伝えるときには、何度も語りかけ、繰り返し説明をし、質問に答えることだ。社員からの質問攻勢を乗り切れるかどうかを試すのだ。」

次のMBOの発表がもうすぐやってきます。
私達社員がすべきことは、石神のアイディアに質問をし、理解できなければ議論をし、そうやって目標をよりクリアに、はっきりさせていくことなのです。

(HR;伊倉)

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