目標設定制度「MBO」シリーズ6 「全体の中での自分」
ロゴスウェアではMBO(Management by Objectives,目標設定制度)を実施しています。
四半期ごとに全社MBOが発表されるので、それをグループ→個人へとブレイクダウンしていき、最終的にはスタッフ全員がMBOを持ちます。
ロゴスウェアでは全員が自分のMBOを書き上げマネージャと合意がとれたのち、社内のグループウェアにアップロードし全社公開することになっています。
スタッフにとって、自分が何をしているのかを社内に発信しアピールできる場となります。
少なくともロゴスウェアぐらいの社員40数名規模の会社であれば、誰が何をしてるのかお互いに理解しあえることはとても有意義だと思います。
目標がダブっていたりするとリソースの無駄遣いになってしまいます。
もし似たものがあればこのMBOは私のMBOとどう関わるのかなど、会話したり調整したりもできます。
自分のMBOを公開できる場所があるということ、そして、他のスタッフのMBOを閲覧できることはとても有効です。
Googleでも同じようにやっているらしく、WORK RULES! (著:ラズロ・ボック人事担当上級副社長)には次のようなことが書いてありました。
Googleでは、社内のウェブサイトで他のグーグラーのOKR(※GoogleではMBOは「OKR」という名称である。)を見ることができる。電話番号とオフィスの所在地の次の掲載されているのだ。重要なのは、ほかの社員やチームが何をしているかを調べる方法があること。グーグルが成し遂げようとしている大きな構図のなかで、自分がどんな位置にいるかを理解するよう促すことだ。
会社の目標と大きくずれていれば、正当な理由がある場合を除き、自分の目標の焦点を合わせ直すことになる。わが社のすべての目標が一点に収斂するようになる。
この方法はこれまでのところうまく行っている!
(HR;伊倉)
ロゴスウェア
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