挑戦して失敗した人をどう受け止めますか?
土曜日の朝、いつも娘と楽しく観ているアニメ番組があります。
絵本作家のH.A.レイ、M.レイ原作『Cirious George』をもとに制作されたアニメで、日本では教育テレビで放送されています。
「ジョージは しりたがりやの かわいい こざる
なんでも 知りたくて なんでも やってみたくて しかたがありません」
あらすじのとおり、日常で起きる様々なことに「なんで?」と疑問をもち、自分で一生懸命考え、目をキラキラさせてとにかくやってみるジョージ。
「Curious George」の名前どおり、好奇心のかたまりです。
私も娘もおちゃめなジョージが大好きですが、私はある時からジョージと一緒に暮らしている黄色い帽子のおじさんに釘づけになりました。
なんでも試してみないと気が済まないジョージは、時には周りをトラブルに巻き込んでしまうこともしばしば。ふと気付くと好奇心旺盛なジョージと娘を重ねて見ていて、こんなに周りに迷惑かけたらいくらなんでも怒るよなぁ・・・
と親の心境になっていたりします。
しかし、黄色い帽子のおじさんは、私の想像をはるかに超えた姿勢でジョージに臨みます。「おぉっなんてことをしてくれたんだ!」と頭を抱えて嘆いたあとに、彼の好奇心を認め、彼のプライドを尊重しながら周囲へ迷惑を一緒に謝り、こうやるんだよ、と実際にやってみせたりします。そして、おじさんの友人であるワイズマン博士も、ジョージの「とにかくやってみる」精神を応援し、助言しながら優しく見守っています。
「とにかくやってみる」
これは、ロゴスウェアの価値観 のひとつで、
「素晴らしいアイデアや優れた知識があっても、実行されなければ何の価値もない」
「立ちはだかる困難に勇気をもってとりくんだ行動に最大限の評価が与えられる」
というものです。
新しいことに取り組むとき、自分の知識が不足しているとき
「もし失敗したら…」
「こんなことも知らないなんて…」
「結局やった人が非難される…」
こんな想いが少なからずよぎるではないでしょうか。いえ、実際に過去に失敗して、無知を嘲笑され、非難された経験があるからこそ怖いのかもしれません。
ロゴスウェアの価値観には、またこういうものもあります。
挑戦して失敗したものが悪い評価を受けることは不公平である。
挑戦したものは、挑戦しなかったものよりも常に良い評価が与えられなければならない。また、人の失敗を責める言動があってはならない。
私たちはこのような価値観を認識、共有したうえで仕事に取り組んでいます。
いくら「失敗してもいいからとにかくやってみなさい」と言われても、
それを全面サポートする会社、チーム、スタッフがいなかったらどうでしょうか?
ジョージが常に好奇心を忘れず、失敗を繰り返しても萎縮せずに挑戦できるのは
黄色い帽子のおじさんや周りで見守る人々の存在があってこそかもしれません。
ロゴスウェア
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