INSIDE LOGOSWARE

ロゴスウェアスタッフがお送りするフランク&フレッシュなロゴスウェア情報

価値観を共有するということ2011年3月22日ロゴスウェア



ロゴスウェアにはミッションと価値観があります。

ミッションは、ロゴスウェアの存在目的、存在意義を示すもの。

 インターネットや情報技術を使って学習に革命的進化をもたらすこと。
 そしてそれにより、育った環境や働く環境の差を乗り越えた学習機会の平等を実現させること。

価値観は、自分たちがどのような価値観と哲学を持って行動するかを示したもの。

・ 主体性を発揮する
・ とにかく、やってみる
・ オープンに、公正に
・ 現実を直視する
・ とびっきりすごいものをめざす
・ 顧客の視点で考える
・ チームに貢献する

私が今まで経験した会社では、このような価値観をはっきりと明示しているところはありませんでした。社是や社訓が額縁に入って事務所の中心に掲げられていたところはありますが、毎朝唱和していたにもかかわらず、今思い出せるものはひとつもないのです!

一方、ロゴスウェアでは額縁もなければ毎朝の唱和もありません。
全体朝礼のようなものもありません。そもそもフレックス制で出社しています。

ロゴスウェアのミッションと価値観に基づいた具体的な行動が何なのか、詳細はサイトにも明示しています。そして、ロゴスウェアに入社するすべての人は、このミッションと価値観をあらかじめ確認し、同意していることが前提となるため、入社後に大きくぶれることはそれほどありません。

さらに、ロゴスウェアでは四半期ごとに、業務の目標設定(MBO)の達成度とあわせて、価値観に照らし合わせた行動の自己評価を行います。

つまり、ロゴスウェアのスタッフは、常に価値観を意識しながら仕事をします。この価値観があるとないとでは、仕事に対する姿勢がまったく違ったものになるのです。


今回の東日本大地震では、つくばオフィスは一週間閉鎖となり、つくばスタッフは自宅作業となりました。パソコンは当然のこと、何も持たずに逃げ出したので、まずは必要最低限のものを救い出すことから始まりました。

誰かの指示があるわけでもなく、所属グループを超えひとりひとりが動き出します。すべてはYammer上でリアルタイムに進行しているため、自宅にいても状況が把握できます。


  余震が続く中、危険な作業に名乗りをあげる男性群。
  東京とつくばで連携しながらサーバ環境を設定するエンジニア。
  ガソリンがなく動けない人にパソコンを届けるスタッフ。
  チーム作業が必須な業務を逐次報告しあう仲間たち。
  つくばで不可能になった業務を東京側で急遽引き受けるグループ。
  食糧が入手できない人にお米、野菜を提供する人たち・・・・・・


「自分は、今、どうすればいいのか」
常に価値観と照らし合わせることで進む道がわかります。

もちろん会社における行動は、会社の価値観において。
そして、個人の行動は、個人の価値観において。

有事のときこそ、スタッフひとりひとりの行動が試されます。
価値観を共有することが、どれだけ会社にとって大きいことなのか。誰かの指示を待ち、指示がなければ動けないならば、やがてその企業は衰退していくでしょう。

そして、ロゴスウェアの価値観の中でも、最も強く求められるものが
「主体性」なのです。


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ロゴスウェア

ロゴスウェア株式会社は、インターネットや情報技術を使って学習に革新的進化をもたらす製品を開発することを目標に、2001年7月に設立されたテクノロジー系ベンチャー企業です。